その1 世界一、人を大切にする佐賀県をつくります。  その2 世界一、地域が輝く佐賀県をつくります。  その3 世界一、産業が光る佐賀県をつくります。  その4 佐賀県が向き合っている国家的課題について

山口よしのりの考え 人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり

  県民一人一人とともに進める佐賀県の実現のため、「どこまでも広がる佐賀の澄み切った青空」のような県政運営を進めます。

  県庁の仕事の進め方の見直しや無駄な作業の排除などによって、県庁職員という限られたマンパワーが最大限活かせる合理的な県庁組織づくりを進めます。

  また、良質な行政サービスを低コストで県民に還元できるよう、組織・事業の不断の見直しを実施します。

 

佐賀に住む人が、佐賀を誇りに想い、その心がこどもたちに引き継がれていくために。

佐賀の原点は、「人づくり」にあります。
佐賀の先人たちも、その精力を人づくりに注いできました。その果実として、佐賀には県民一人一人のすばらしい「思い」や「考え」が息づいています。私は「人」にこだわっていきたいと思います。

県政は、県民一人一人のものです。
その目的は、県民一人一人が、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも幸せであること。
県民一人一人との対話を大切にしながら、県政を県民全体の総合力で運営することが何より大切だと思います。

時代は、豊かさを目指した右肩上がりの人口増の時代から、多くの価値観を大切にしながら地域のことは地域の皆で方向を決めていく新しい時代が到来しています。
今こそ、「人」や「心」を何より大切に育ててきた佐賀県が世界に飛躍すべき時です。
そのためには、都市部を目指す施策ではなく、「心」が豊かになる「本物」がある、大いなる「田園地域」を皆で創っていきたいと思っています。
地域のコミュニティ、家族の絆、伝統工芸、伝統行事など「守るべきもの」と新しい時代に合わせて「改革すべきもの」をしっかり分けていくことが大切です。
そのうえで、私が目指すものは「世界一の佐賀県づくり」です。
九州一とか日本一とかそんなレベルで考えるのではなく、夢は大きく描きましょう。
今はWEBの普及や情報化の進展で世界に発信することは簡単にできる時代。知恵と戦略で世界に佐賀をPRしてきます。
もちろんPRだけではなく福祉も暮らしも産業も世界でトップクラスの地域にします。

再度、訴えます。県民一人一人が主役となる県政は、プロセスが大切です。
皆で知恵を出し合いながら、皆で苦楽を分かち合い、皆でミッション達成に向けて行動する。
県政は常に開かれていなければなりません。
そのためには、県政の情報が県民に共有され、皆で輪になって、オープンな議論を積み重ねていくことが何よりも大切です。
トップは、真に決断が必要な時に、現場をよく見て責任を持って判断を行う。このバランスが、県知事に必要な資質であると確信しています。

「事件は現場で起きている。ヒントは現場に眠っている。人は現場で輝く。」。
地域振興は国による画一、縦割りで行うのでなく、地域の資源、現場の知恵を組み合わせて地域発で新たな価値を創り出すものです。現場に一番の価値を置きながら、地域振興のプロとして培ってきた様々なノウハウや経験を発揮し、県民の皆さんの意見にしっかりと耳を傾け、県民一人一人と手を携えていきます。
独善的になることは弊害があります。無駄な軋轢や対立に県政を混乱させ停滞させる余裕はありません。県民・議会・市町と議論を尽くして、「和の精神」で、しっかりと、しかしダイナミックに「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を目指して、全力を捧げてまいります。

 

 

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